「飲むようにみかんを食べよう!」ナリワイ遊撃農家極早生みかんの話
2012年に突発的に始まった土地を持たない、収穫と販売に特化した遊撃農家をはじめまして、極早生みかんもついに5年目になりました。会社でまとめ買いする方、職場の同僚と買って分ける方、みかん好きで一人で10kg食べる方、様々な方にみかんを届けることができ、楽しみな仕事の一つです。
私、イトウ自身もみかんジュースで育ったと言っても過言ではない時期もあり、みかんが好きなのですが、特に実家を出てからはなかなか味の濃くてみずみずしい感じのみかんに出会うことが少なくなっておりました。この紀州は日高川町の極早生みかんは、大学の同級生が葉を多くして光合成を増やす剪定と消毒少なめで樹木の健康を優先して栽培しているみかんです。私イトウも季節限定の農家、遊撃農家として、収穫し、自ら畑で食べて、食べごろの味を決めて、受注作業を行います。発送作業も時には行います。水害時には復旧活動に行きます。最近では、箱に絵を書いています。
糖度を高めるでもなく、みかんの瑞々しさが感じられるようなのが極早生みかんの特長ではないかと思っております。
私自身は仕事中に喉が乾いたらみかんを食べる、という使い方をしています。いちいち缶ジュースを買わなくていいのが気に入っています。
5年もやるといろんな声が届くのですが、ある人は妊娠中に「このみかんならせっせと食べれた!」とか。ほかにも「小さい子供の手の訓練にちょうどいい」とかいろんな良さがあるのを教えてもらったりしています。皮を乾燥させて「陳皮」として使う方もいらっしゃいました。奥が深い。
今年は10月10日から10月下旬まで、一年で食べられるのは案外短い期間です。食べてみたい方、今年も食べるぞ、という方お便りお待ちしています。
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